感染症、感染経路別の対策とは

細菌やウイルスと言った病原体が体に侵入し、増殖することで発熱や咳と言った症状を発症してしまうのが感染症です。発症する症状やその程度は病原体の強さ、また感染した人の体力などによって異なります。そして病原体の種類も感染症によって異なるのですが、いずれにしても特定の感染経路を通ることで人にうつることは共通しています。感染経路とは、病原体が人の体内に侵入する経路、あるいは人々の間に拡大していく経路のことです。ですから感染症とは、この感染経路に対する対策を講じることで、ある程度は予防することができるものと言うことができます。私たちの日常生活において、最も病原体を拡大させる感染経路と呼べるのが接触感染と飛沫感染、そして空気感染です。接触感染は文字通り、病原体に接触することで感染すると言う経路です。病原体の付着している手指に触れる、またはその手指が触れた物に触れると言った具合です。これに対する対策としては、手洗いをこまめに行うことが挙げられます。特に感染症が流行しているシーズンには、手洗いは必須の対策です。飛沫感染、空気感染はともに、くしゃみやお喋りの際に飛び出した病原体を含んだ唾液の飛沫を吸い込まないようにすることが、対策としては必要になります。ですから、マスクで鼻や口元を覆う、うがいを行うことが対策としては挙げられます。飛沫の空気浮遊を避けるために、乾燥した季節には加湿器などを利用して、空気に湿度を与えることも求められます。また唾液を飛散させないよう、くしゃみをする際は床に向かってする、あるいは服の腕で鼻や口元をおさえてすると言った、いわゆる『咳エチケット』を守ることも大切です。また血液が感染経路となる血液感染に関しては、安易に人の血液に触れないことが必要で、救命などの際にはゴム手袋を使用することなどが感染症拡大を防ぐ対策となります。