認知症にもつながる重篤な感染症もある女性性病

女性性病として知られるものには感染症があり、クラミジア感染症や淋菌感染症、性器ヘルペス、コンジローマ、膣トリコモナス炎、カンジダ症などがよく知られています。複合感染になってしまうことも多く、女性性病が疑われて三フジカに相談に行った際には既に状況が悪化してしまっているということも少なくありません。こういった感染症の多くは早期に発見して治療を行っていけば回復が容易なものが多いのが事実であり、有効な膣座薬や経口薬が開発されてきています。しかし、女性性病の中には治療が未だに難しいものもあり、進行によって認知症にもなりうることが知られているものもあります。エイズや梅毒がそれに相当するものであり、それぞれエイズウイルス、スピロヘータの梅毒トレポネーマへの感染によって生じるものです。エイズにおける認知症の発症リスクはそれほど高くはなく、かなり症状の進行がない限りは神経症状が生じることはありません。しかし、梅毒においては脊髄や脳への進行を伴うことがよくあり、それが原因で認知症を発症するリスクが比較的高くなっています。性病科や泌尿器科を受診して適切な治療を行っていくことによってそのリスクを減らしていくことは可能であるものの、恥ずかしさから長い間放置していってしまい、いよいよ諸症状に耐え難くなってから医療機関を訪れる患者が多いというのが実態です。特に女性の場合には恥ずかしさを気にする人が多いため治療開始が遅れることが多く、認知症のような重篤な疾患につながってしまうリスクを高める結果となってしまっている場合が散見されます。性感染症が少しでも疑われた場合には恥ずかしさを我慢してすぐにでも医療機関を訪れることが大切です。